日々の業務とはあまり関係ないですが、生活の一端をご紹介ということで、夏の思い出を書いてみます。
当院から車で1時間ちょいで日本最大の国立公園である大雪山(地元では「たいせつざん」と呼ぶ)というのがあります。そう、わたくし(アラサー・男)はひと夏に一回くらい大雪山に登るのです。 8月某日、黒岳でロープウェーとリフトを使い7合目へ。同行3人、ここから足で登ります。小雨で視界が悪い中を1時間半くらい上ると、黒岳頂上1984mでは晴れ間が!雲が流れて時折、奥に広がる雄大な山並みが見え隠れ。うーん、さすがカムイミンタラ、来た甲斐があった。あ、カムイミンタラっていうのは大雪山をアイヌ語で「神々が遊ぶ庭」っていう意味らしいです! この日は黒岳の石室という小屋に泊まります。リュックを置いて、夕焼けを見るためビール片手に桂月岳へ30分ほどのハイキング。岩のヘサキに腰掛けると大パノラマで真っ赤な夕焼け!視界360度全て夕焼けというのは初めての体験でした。 夜は月明かりの中で、雪渓で冷やしたビールや、ワイン、ウィスキーで宴会。雲がなかったら天の川がすごいのになあ。シメにカップラーメンまで食べておやすみなさい。 山小屋の朝は早く、みなさん4時には起きています。外に出ると、朝焼けで山が赤く染まり下界の方は紅い雲海。綺麗すぎて、んおおおーっ、と思わずオッサン声がでました。 5時頃、旭岳に向け縦走開始。お鉢平展望台に着くと某大学のヒグマ研究会が望遠鏡を覗いています。ってことはヒグマが居るのか!? 晴天にめぐまれ縦走は快調、北鎮岳の前まで来ると、遥か彼方下界の旭川市街が遠くにかすんで見えます。北鎮岳頂上からは知床の方まで見えるらしいですが今回は体力的にパスして縦走を続けます。それにしてもすごいスケール感、人影もまばらで見渡す限り山と空しか見えません。風と鳥、自分の呼吸音と足音しか聞こえない(あとヒグマよけの鈴音)。中岳、間宮岳と来て、さあ最後は主峰 旭岳!今回は裏からになるのですが、ここがすごい急勾配なのです。降りて来る人は尻餅つきながらごろごろと降りてきます。ゼーゼーハーハー四つん這いのようになって登りきって、北海道最高峰 旭岳2291mで記念撮影。振り返ると今朝出発した黒岳が小さく小さく見えます。持参したお菓子がおいしい。旭岳六合目からふもとまではロープウェーで一気に降ります。温泉に入ってちょうど昼ごはんでしたとさ。すばらしい夏山登山でした。
余談ですが、旭岳から降りた日はそのまま朱鞠内湖にキャンプに行きました(笑)。これがまたいつ行ってもほぼ貸切みたいなキャンプ場なんです。白樺木立と、静かな湖面に時折魚が跳ねて、夕焼けと朝焼けを見ながらのBBQは最高でした。
ってな感じで、旭川は街の中には見所が少ないんですが、アウトドアの拠点として最高なのです。他に素人が半日~一日くらいで出来るアウトドアといえば…、ラフティング(急流ボートくだり)、湖でカヌー、気球のり、釣りはブラックバスが居ないのでマスが釣れたら綺麗ですよ!ロードバイクを趣味にしている人や、パラグライダーが飛んでいるのも見ますね。冬は車で1~2時間でスキー場が、富良野、カムイ、キャンモア、比布、旭岳、黒岳、etc。小さいスキー場はキリが無いほどあります。クロスカントリースキーのコースなんて街中にありますし。一回冬にキャンプしたけどあれは寒かったなあ(笑)ワカサギ釣りやら、スノーモービルチームに入ってバックカントリーなんてのもいいですね!
最後になりましたが、精神科のトレーニング環境として当院は他の研修医ブログにもあるように最高に申し分ないことを書き加えておきます(笑) ぜひ一度見学にきてください!
〒078-8208 北海道旭川市東旭川町下兵村 252番地
0166-36-1559
入院費・入所費のお支払いに下記のクレジットカードをご利用いただけます。
日々の業務とはあまり関係ないですが、生活の一端をご紹介ということで、夏の思い出を書いてみます。
当院から車で1時間ちょいで日本最大の国立公園である大雪山(地元では「たいせつざん」と呼ぶ)というのがあります。そう、わたくし(アラサー・男)はひと夏に一回くらい大雪山に登るのです。
8月某日、黒岳でロープウェーとリフトを使い7合目へ。同行3人、ここから足で登ります。小雨で視界が悪い中を1時間半くらい上ると、黒岳頂上1984mでは晴れ間が!雲が流れて時折、奥に広がる雄大な山並みが見え隠れ。うーん、さすがカムイミンタラ、来た甲斐があった。あ、カムイミンタラっていうのは大雪山をアイヌ語で「神々が遊ぶ庭」っていう意味らしいです!
この日は黒岳の石室という小屋に泊まります。リュックを置いて、夕焼けを見るためビール片手に桂月岳へ30分ほどのハイキング。岩のヘサキに腰掛けると大パノラマで真っ赤な夕焼け!視界360度全て夕焼けというのは初めての体験でした。
夜は月明かりの中で、雪渓で冷やしたビールや、ワイン、ウィスキーで宴会。雲がなかったら天の川がすごいのになあ。シメにカップラーメンまで食べておやすみなさい。
山小屋の朝は早く、みなさん4時には起きています。外に出ると、朝焼けで山が赤く染まり下界の方は紅い雲海。綺麗すぎて、んおおおーっ、と思わずオッサン声がでました。
5時頃、旭岳に向け縦走開始。お鉢平展望台に着くと某大学のヒグマ研究会が望遠鏡を覗いています。ってことはヒグマが居るのか!? 晴天にめぐまれ縦走は快調、北鎮岳の前まで来ると、遥か彼方下界の旭川市街が遠くにかすんで見えます。北鎮岳頂上からは知床の方まで見えるらしいですが今回は体力的にパスして縦走を続けます。それにしてもすごいスケール感、人影もまばらで見渡す限り山と空しか見えません。風と鳥、自分の呼吸音と足音しか聞こえない(あとヒグマよけの鈴音)。中岳、間宮岳と来て、さあ最後は主峰 旭岳!今回は裏からになるのですが、ここがすごい急勾配なのです。降りて来る人は尻餅つきながらごろごろと降りてきます。ゼーゼーハーハー四つん這いのようになって登りきって、北海道最高峰 旭岳2291mで記念撮影。振り返ると今朝出発した黒岳が小さく小さく見えます。持参したお菓子がおいしい。旭岳六合目からふもとまではロープウェーで一気に降ります。温泉に入ってちょうど昼ごはんでしたとさ。すばらしい夏山登山でした。
余談ですが、旭岳から降りた日はそのまま朱鞠内湖にキャンプに行きました(笑)。これがまたいつ行ってもほぼ貸切みたいなキャンプ場なんです。白樺木立と、静かな湖面に時折魚が跳ねて、夕焼けと朝焼けを見ながらのBBQは最高でした。
ってな感じで、旭川は街の中には見所が少ないんですが、アウトドアの拠点として最高なのです。他に素人が半日~一日くらいで出来るアウトドアといえば…、ラフティング(急流ボートくだり)、湖でカヌー、気球のり、釣りはブラックバスが居ないのでマスが釣れたら綺麗ですよ!ロードバイクを趣味にしている人や、パラグライダーが飛んでいるのも見ますね。冬は車で1~2時間でスキー場が、富良野、カムイ、キャンモア、比布、旭岳、黒岳、etc。小さいスキー場はキリが無いほどあります。クロスカントリースキーのコースなんて街中にありますし。一回冬にキャンプしたけどあれは寒かったなあ(笑)ワカサギ釣りやら、スノーモービルチームに入ってバックカントリーなんてのもいいですね!
最後になりましたが、精神科のトレーニング環境として当院は他の研修医ブログにもあるように最高に申し分ないことを書き加えておきます(笑)
ぜひ一度見学にきてください!