統合失調症の治療薬に『クロザピン』というお薬があります。
「使ってみたい」「詳しく知りたい」という、統合失調症の患者さん、ご家族のための外来です。ご相談の際には、「クロザピン相談外来を希望」とお伝えください。
受診の際には、可能であれば現在の主治医の紹介状、お薬手帳をお持ちください。また、ご家族だけでの相談も可能です。
お気軽にご相談ください。
統合失調症患者さんで、様々な薬を服用していても、あまり症状が良くならないことがあります。このような状態を”治療抵抗性”といい、その”治療抵抗性”に有効とされているお薬が『クロザピン』です。
眠気、だるさ、よだれが出る、体重が増える、便秘になりやすい…これらの副作用は最初の2~3ヶ月で半分程度の方に起こる副作用です。一過性であり、自然に軽快することが多いです。
無顆粒球症・顆粒球減少症、心筋炎、心筋症、心膜炎、胸膜炎、肺炎、肝障害、腎障害、腸閉塞、けいれん…などがあります。
これらの副作用はまれですが、迅速な対応が必要となります。場合によっては総合病院への受診や転院となることがあります。
副作用の有無を確認するために、定期的に検査をしながら治療を開始・継続していきます。
そのため、治療開始前~服用開始後18週間は入院が必要となります。
当院では、クロザピン治療のための転院相談を受け付けています。
入院後は、『クロザピン導入パス』や『クロザピン内服治療チェックシート』を用いて、治療を行っています。
当院へ転院治療をご希望される場合は、当院医療相談室までご相談ください。
診療情報提供書を送付していただいた後に、受け入れについて検討し、対応致します。
また、退院後の生活についても支援を行います。
当院関連事業所では、クロザピン対応可能なデイケアや訪問看護、グループホーム、宿泊型自立訓練事業所の利用が可能です。
お気軽にご相談ください。
男性 | 女性 |
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31人 | 37人 |
48歳(最年長74歳)
投与日数 | 18週未満 | 26週未満 | 26週以降 |
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人数 | 19名 | 8名 | 44名 |
導入 | 継続 | 中止 |
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23 | 17 | 6 |
電話相談後に、外来日時を調整させて頂きます。